冬の澄んだ青空が広がる1/5の朝、天然温泉かきつばたへと足を運びました。新年早々に冷たい空気の中で入る温泉は格別で、ゆっくりと2時間浸かり、心も体もリフレッシュ。

その後、ちょうどお昼時になったので、前から気になっていた“来来亭”でランチを楽しむことにしました。店に入ると、活気あるスタッフの声が迎えてくれます。メニューを見ると迷うところですが、今回はシンプルにノーマルのラーメンとチャーハンを注文することに。正直なところ、これまでネットで見た写真や他の人のレビューから、ラーメンはラードたっぷりでこってりしすぎでは?と思っていましたし、チャーハンも見た目が黒っぽく、塩辛いのではないかという先入観がありました。しかし、その印象は一口目で一変しました。
まずはラーメンから。見た目は確かにラードの膜がスープの表面を覆っていますが、これが不思議とくどさを感じさせません。一口スープを飲むと、口の中に広がるのは醤油ベースの深いコクと、すっきりとした後味。脂っこさを感じるどころか、むしろどこか軽やかさを感じるほど。そして驚いたのは麺です。醤油ラーメンと言えば中太の縮れ麺を想像していましたが、このラーメンは博多豚骨ラーメンのような細麺でした。細麺がスープによく絡み、軽やかなスープの味をしっかりと引き立てています。具材のネギやチャーシューも程よく味付けされ、全体のバランスが非常に良い一杯でした。

次にチャーハンです。見た目の黒さから味が濃いのでは、と警戒していたものの、実際に食べてみるとその心配は無用でした。一粒一粒がふわっと仕上がっており、しょっぱすぎることもなく、ちょうどいい塩梅。ほんのり香ばしい醤油の風味がご飯全体に染み渡り、口に運ぶたびに食欲をそそります。ラーメンと一緒に食べることで、相乗効果でおいしさがさらに引き立つのを感じました。

また、食事の途中でふと周りを見渡すと、家族連れや仕事の合間に立ち寄った様子のサラリーマンなど、幅広い客層でにぎわっていました。皆それぞれに満足そうな表情でラーメンやサイドメニューを楽しんでいる姿が印象的で、このお店の人気の高さを実感しました。
温泉でリラックスした後に、美味しいラーメンとチャーハンで満たされる贅沢なひととき。この組み合わせは間違いなく最高の癒やしと言えるでしょう。冬の冷たい空気の中、ほっと心も体も温まる来来亭のラーメンとチャーハン、皆さんもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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