【評価2.8】アムステルダム:Aspire Lounge (No.26)|ハイネケンとチーズでオランダを名残惜しむ、でも混雑と椅子の傷みが残念

プライオリティパス
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オランダに約2か月近く滞在した最後の日、アムステルダム・スキポール空港でこのラウンジに立ち寄った。ハイネケンをサーバーから注いでチーズをつまむ——それがAspire Lounge (No.26)での体験を一言で表すとすれば、そういうことになります。世界各地の空港ラウンジをプライオリティパスで巡ってきた私が、スキポール空港のこのラウンジを詳しくレポートします。

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📊 まごじろうの評価(各5点満点)

食事 リラックス度 時間価値 総合評価
3.0 2.5 3.0 2.8

施設基本情報

【重要】営業時間や利用条件は変更になることがあります。訪問前に必ず最新情報をご確認ください。

施設名 Aspire Lounge (No.26)
空港 アムステルダム・スキポール国際空港(AMS)
場所 第1ターミナル セキュリティ通過後(シェンゲン圏内便エリア) 「Business Lounge 26」案内表示に従い1フロア上
詳細情報 https://www.prioritypass.com/ja-JP/lounges/netherlands/amsterdam-schiphol/ams2-aspire-lounge-no-26

ラウンジへのアクセス

セキュリティチェックを通過したら右方向へ進み、「Business Lounge 26」の案内表示を目印に進んでください。ラウンジは1フロア上に位置しており、エスカレーターまたはエレベーターで上がると入口が見えてきます。プライオリティパスと搭乗券を提示すれば入場できます。

このラウンジはシェンゲン圏内のフライトを利用する場合のみ使えるエリアにあります。日本やアメリカなど非シェンゲン国へのフライトの場合は、別エリアのAspire Lounge (No.41)を利用することになります。搭乗口の場所によってはラウンジから15分ほどかかることもあるので、搭乗口の確認も忘れずに。

雰囲気:くたびれたソファと混雑、居心地の良さは期待しないで

Aspire Lounge No.26のラウンジ内部(ソファとシート)

入ってすぐ気づくのが、人の多さです。スキポール空港はヨーロッパ屈指のハブ空港だけあって、このラウンジも例外ではなく、常に混雑気味。空席を探してうろうろする羽目になることも珍しくありません。

インテリア自体はシックな落ち着いた雰囲気で、ダークカラーのソファで整えられた空間ですが、椅子の表面がめくれていて傷んでいるのが目に付きます。補修が追いついていない状態で、全体的にくたびれた印象。世界のラウンジを渡り歩いてきた感覚からすると、設備の状態はいまひとつ。積極的に「居心地が良い」とは言いにくいラウンジです。

食事・ドリンク:パン、ハム、チーズ——いかにもオランダ

Aspire Lounge No.26の軽食コーナー(パン・シリアル)

フードコーナーには、パン、ハム、チーズ、シリアルなどの軽食が並んでいます。温かい料理は基本的になく、典型的な欧州ラウンジの軽食スタイルです。がっつり食べたい人には物足りないでしょうが、フライト前の腹ごしらえとしては十分。

Aspire Lounge No.26のスイーツコーナー(マフィン・ブラウニー)

スイーツ類はマフィンやブラウニーなどが用意されており、甘いものが欲しい時には嬉しいラインナップ。スナック菓子やナッツも揃っています。ドリンクはコーヒーマシン、ソフトドリンク、ジュースに加え、ワインやスピリッツなどアルコール類も充実しています。

さすがオランダ、チーズは若干豊富——でも食傷気味

このラウンジで「オランダっぽいな」と感じたのがチーズです。他の国のラウンジと比べると種類が若干多め。ゴーダなどオランダ名産のチーズが並んでおり、チーズ好きなら嬉しいポイントかもしれません。

……ただし正直に言うと、私にとってはほとんど意味のない優位点でした。オランダに2か月近く滞在していて、毎日のようにパンとチーズとハムを食べ続けてきたため、完全に食傷気味。目の前にチーズが並んでいても、もう手が伸びない。「また同じやつか」という気分になってしまうほどです。初めてオランダを訪れる方にはチーズの充実ぶりは嬉しいポイントでしょうが、長期滞在後の身には少々つらい光景でした。

目玉はハイネケンのビアサーバー:注ぎ方には要注意

Aspire Lounge No.26のハイネケンビアサーバー

このラウンジのひとつのトピックが、ハイネケンのビアサーバーです。オランダを代表するビールが本場のサーバーで飲める、というのはテンションが上がります。

ただし、注ぎ方には注意が必要です。レバーをいきなりグッと引いてしまうと、勢いよく泡が飛び出してグラスの中が泡だらけになります。コツは、レバーをゆっくりと引いて出具合を見ながら丁寧に注ぐこと。慌てず焦らず、泡の出方を確認しながら少しずつ注いでいきましょう。最初の一杯でやらかして泡だらけになっても、めげずに二杯目で挽回してください。

Aspire Lounge No.26のバーカウンター(ワインとスピリッツ)

ビールだけでなくワインやスピリッツも揃っており、アルコール好きにはそれなりに満足できるラインナップです。

率直な感想:ハイネケンとチーズでオランダを名残惜しむには悪くない

これまで世界各地のプライオリティパスラウンジを利用してきましたが、Aspire Lounge (No.26)は「可もなく不可もなく」という印象です。

混んでいて椅子が傷んでいて、食事も目新しさゼロ——と書くと散々ですが、それでも一点だけ擁護するとすれば、「ハイネケンをサーバーから注いでチーズをつまみながらオランダ最後のひとときを過ごす」という文脈においては、悪くない選択肢だということです。空港でビールを買えば高くつくところ、プライオリティパスがあれば無料で使える。それだけで十分という考え方もあります。

長旅の末に「ああ、これでオランダともお別れか」と感傷的になりながらハイネケンを傾ける——そのためだけに使うラウンジとしては、なかなか悪くありません。

利用前に知っておきたいヒントと注意点

  • シェンゲン圏内のフライト専用:日本やアメリカへのフライトの際は使えません。非シェンゲン便の場合はAspire Lounge (No.41)へ。
  • 混雑しているので早めに入る:常に人が多いので、フライトまで余裕があるなら早めに入って席を確保しておくのがおすすめです。
  • ビアサーバーはゆっくり注ぐ:ハイネケンのレバーはゆっくり引くのが鉄則。急ぐと泡だらけになります。
  • 椅子の状態はそれなり:表面が傷んでいる席もあります。快適さを求めすぎないのが吉です。
  • シャワーはなし:このラウンジにはシャワー設備がありません。シェンゲン内の短距離フライト用ラウンジのため、その点はご了承を。

まとめ

Aspire Lounge (No.26)は、アムステルダム・スキポール空港でプライオリティパスが使えるシェンゲン圏内便向けのラウンジです。混雑気味で設備の老朽化が目立ち、食事もパン・チーズ・ハムの軽食中心と、積極的に「素晴らしい」と言えるラウンジではありません。ただ、ハイネケンのビアサーバーとオランダらしいチーズは、オランダ最後のひとときを締めくくるには十分な組み合わせ。チーズとハイネケンでオランダに別れを告げる——その一点においてだけは、このラウンジの存在意義があると思っています。

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