【評価4.0】成田国際:くり田|成田T2で味わう鉄板焼ステーキ定食

プライオリティパス
プライオリティパス

成田空港でプライオリティパスといえば、I.A.S.Sのラウンジを思い浮かべる方が多いと思います。ただ、第2ターミナルにはもうひとつ、しっかり「ごはん」が食べられる場所があります。それが鉄板焼のレストラン「鉄板焼 道頓堀 くり田」です。

出国審査を抜けて、エスカレーターを一階分下りた先のフードホール。鉄板の上でジュージューいっているビーフステーキに、白ごはんと味噌汁。海外へ飛び立つ直前にこの組み合わせが食べられるというのは、なかなか贅沢な話です。今回はその体験を詳しくご紹介します。

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📊 まごじろうの評価(各5点満点)

食事リラックス度時間価値総合評価
4.53.33.64.0

施設基本情報

店舗名鉄板焼 道頓堀 くり田 成田空港店(Teppanyaki Dotonbori KURITA)
場所第2ターミナル 本館2階「JAPAN FOOD HALL」内(出国審査後の制限エリア内
提供内容3,400円相当のプライオリティパス専用セットを1回無料
滞在時間最大2時間
詳細情報https://www.prioritypass.com/ja-JP/lounges/japan/narita-international/nrt15d-teppanyaki-dotonbori-kurita-narita-international-airport

⚠️ 【重要】 営業時間や利用条件はときどき変更になります。訪問前に必ず上記「詳細情報」のプライオリティパス公式ページで最新情報をご確認ください。

場所は「JAPAN FOOD HALL」の中

くり田があるのは、成田空港第2ターミナル本館の制限エリア内。2023年9月にオープンした「JAPAN FOOD HALL」というフードコートの一角に入っています。

行き方はシンプルです。保安検査と出国審査を済ませたら、免税店のフロアを右手方向へ。お土産屋の「AKIHABARA」を過ぎたあたりでエスカレーターを一階分下りると、目の前がフードホールです。黒い看板に白い文字で「道頓堀 くり田」と大きく出ているので、まず見逃しません。

成田空港第2ターミナル 鉄板焼 道頓堀 くり田の看板
JAPAN FOOD HALL内のくり田。カウンター上のメニュー写真が目印

ひとつ押さえておきたいのが、ここは出国審査を通ったあとにしか行けないということ。セントレアのぼてじゅうのように保安検査前で使える店ではないので、「チェックイン前に一杯」という使い方はできません。逆に言えば、出国手続きさえ終わらせてしまえば、あとは搭乗までのんびり過ごせるということでもあります。

利用手順:カウンターで注文するスタイル

ラウンジのように「受付でカードを見せて中へ」ではなく、フードコートらしくカウンターで注文する形式です。

  1. カウンターに並ぶ(一般客もPP利用者も同じ列です)
  2. 注文時に「プライオリティパスで」と伝える
  3. 専用メニューを出してもらい、食べたいセットを選ぶ
  4. プライオリティパスと搭乗券を提示。カードを機械に通して認証してもらう
  5. 呼び出しベルを受け取って席で待つ(10分前後)

提示するもの(2点)

  • プライオリティパス(カード本体、またはアプリのデジタル会員証)
  • 搭乗券(成田空港第2ターミナル発の国際線、かつ出発3時間前以内のもの)

LCCの搭乗券でも、エコノミーの搭乗券でも問題ありません。ただし国内線では利用できない点だけご注意を。

調理にかかる時間は10分前後。ラウンジのビュッフェのようにすぐ食べられるわけではないので、搭乗時刻ギリギリの駆け込みは避けたいところです。私はいつも、搭乗開始の60〜90分前を目安に立ち寄るようにしています。

プライオリティパス専用メニューは2種類

プライオリティパス利用者専用のメニュー表があり、そこから選ぶ形式です。通常メニューからは選べません。大きく分けて「大阪道頓堀セット」「鉄板焼ステーキセット」の2系統で、どちらも通常価格3,400円相当です。

くり田のプライオリティパス専用メニュー
カウンターで出してもらえるプライオリティパス専用メニュー(2026年7月時点)

① 大阪道頓堀セット(ドリンク付き)

メイン元祖モダン焼(豚&海老)
プラス大阪たこ焼 4個
デザート大阪銘菓 ミルクまんじゅう「やっぱ好きやねん」1個 ※2026年7月時点
選べるドリンク生ビール、角ハイボール、オレンジジュース、カルピス、コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ、メロンソーダ、アイスコーヒー、ウーロン茶

② 鉄板焼ステーキセット(ご飯・味噌汁付き)

選べるメイン柔らかビーフステーキ/鶏もも肉のガーリックトマトチーズ焼
セット内容ご飯・味噌汁付き
ドリンク付きません

💡 お酒を飲みたいなら道頓堀セット、しっかり食べたいならステーキセット

選び方はかなりはっきりしています。生ビールや角ハイボールが付くのは大阪道頓堀セットだけ。フライト前に一杯やりたい人はこちら一択です。一方、鉄板焼ステーキセットにはドリンクが付きません。そのかわり、鉄板で焼いた肉とご飯・味噌汁という「定食」がまるごと出てきます。飲むか、食べるか。ここが最大の分かれ道です。

実際に食べた感想

私が選んだのは鉄板焼ステーキセットの「柔らかビーフステーキ」。せっかく鉄板焼の店に来たのだから、ここは肉だろうと迷わず決めました。

くり田の柔らかビーフステーキセット(ご飯・味噌汁付き)
柔らかビーフステーキセット。ご飯と味噌汁が付いて、しっかり定食

結論から言うと、柔らかビーフステーキはかなり美味しいです。名前のとおり肉質がやわらかく、噛むとしっかり肉の味がする。熱い鉄板皿で出てくるので最後まで冷めず、脂が固まらないのもうれしいところ。空港の制限エリア内で食べる肉としては、正直かなりレベルが高いと思います。付け合わせのポテトや玉ねぎ、ミニトマトも、鉄板の熱でちょうどよく火が入っていました。

このセットにアルコールは付きません。ビール党としては少しだけ寂しい気もしますが、実際に食べてみるとそれでも十分満足できる内容でした。肉のボリュームがしっかりあるので、飲み物がなくても「損をした」という感覚にはなりません。どうしても飲みたい日は大阪道頓堀セットに切り替えればいいだけの話です。

そして個人的にいちばん刺さったのが、ご飯と味噌汁が付いてくること。これから海外へ発つという直前に、白いご飯と味噌汁の定食を食べられるのは、思っていた以上にありがたいものです。行き先によっては、しばらく和食にありつけないこともある。「日本、いってきます」という気分をきちんと味わわせてくれる一食でした。

利用前に知っておきたいヒントと注意点

出国審査後(制限エリア内)でしか使えない
保安検査前のフロアには店舗がありません。出国手続きを済ませてから向かってください。

第2ターミナル発の国際線、出発3時間前から
対象は成田空港第2ターミナルの国際線出発便のみ。搭乗券は出発時刻の3時間前以内のものが必要です。

一部クレジットカード付帯のPPでは利用不可
以下のカードに付帯するプライオリティパスでは、このようなレストラン施設は利用できません。

  • 楽天カード発行
  • アメリカン・エキスプレス発行
  • 三菱UFJニコス発行
  • JCB発行(国内のみ不可)

セゾン発行のカード(セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなど)はOKです。事前にご自身のカードの利用条件を確認しておきましょう。

滞在は最大2時間、再入店は6時間空ける必要あり
1回の利用でラウンジ利用権を1回分消費します。同伴者の無料登録はできません。

7歳未満の子どもは無料でシェア可能
小さなお子さんと1つのセットを分け合う形での利用は問題ありません。

ラウンジと違って「長居してくつろぐ」場所ではない
フードコートの一角なので、静けさや落ち着きを求めるならI.A.S.Sのラウンジのほうが向いています。くり田はあくまで「しっかり食べる」ための場所と割り切るのが正解です。

まとめ

成田空港第2ターミナルの「鉄板焼 道頓堀 くり田」は、3,400円相当の食事が無料で楽しめる、コスパのいいプライオリティパス活用スポットです。

柔らかビーフステーキは想像以上の完成度で、ご飯と味噌汁が付く定食スタイルもうれしい。ドリンクが付かないのは惜しいポイントですが、それを差し引いても総合評価4.0を付けたくなる一食でした。お酒も一緒に楽しみたい日は、大阪道頓堀セットに切り替えるという選択肢もあります。

成田から海外へ発つ予定があるなら、出国審査を抜けたあとの1時間はここに使ってみてください。日本最後のご飯を味噌汁つきの定食で締めくくる——なかなか気持ちのいい旅の始め方だと思います。

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