成田空港第2ターミナルの立体駐車場ビル地下1階にある「9h nine hours(ナインアワーズ)成田空港」を利用しました。空港のカプセルホテルですが、プライオリティパスを持っていれば仮眠やシャワーが使える、いわゆる「ラウンジ枠」の施設です。場所は保安検査を受ける前、制限エリアの外になります。
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ナインアワーズのような空港施設が使えるのはプライオリティパスの強み。あなたにぴったりの1枚を見つけましょう。
先に結論を書くと、施設そのものは文句なしに清潔で、シャワーも気持ちよく使えました。ただ、プライオリティパスで無料になるのは午後6時まで。それ以降は3,400円引きになるものの、元の料金が日によって大きく変動するので、結局いくら払うことになるのかが読めません。今回は午後6時を過ぎていたのでシャワーだけの利用。清潔さは合格、使い勝手はいまひとつ、というのが正直なところです。
🤔 まごじろうの評価(全5点満点)
| ドリンク | リラックス度 | 設備充実 | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| 1.0 | 3.5 | 4.5 | 3.0 |
施設基本情報
| 施設名 | 9h nine hours 成田空港(ナインアワーズ成田空港) |
|---|---|
| 場所 | 第2ターミナル(制限エリアの外・第2駐車場ビル 地下1階) |
| 営業情報 | プライオリティパス公式ページ(9h nine hours 成田空港) ※営業時間・受付の締切はよく変わります。出発前に必ず上記の公式ページで最新情報を確認してください。 |
| プライオリティパス | ⭕ 利用可(9:00〜18:00は無料/18時以降は3,400円引き) |
ナインアワーズへのアクセス
第2ターミナル1階の到着ロビーから「カプセルホテル」の案内看板に従って進むと、ターミナルビルの外に出ることなくたどり着けます。電車で来た場合は「空港第2ビル」駅から地下通路づたいに、第2駐車場ビルの地下1階へ。黒い壁に白い「9h nine hours」のロゴが見えてくれば到着です。

注意したいのは、ここが保安検査場を通る前のエリアだということ。搭乗手続きを済ませてから「シャワーを浴びよう」と思っても戻ってこられないので、使うなら必ずチェックイン前に立ち寄る必要があります。
フロントでプライオリティパスと搭乗券を提示すれば手続きは終わり。あとはチェックイン → ロッカー → シャワー → スリープポッド → チェックアウトという流れが壁に図で示されているので、初めてでも迷うことはありません。

プライオリティパスの使い方:午後6時までが勝負
プライオリティパスで無料になるのは午前9時から午後6時までの間で、カプセルでの仮眠は最大5時間。この時間帯に当たれば、乗り継ぎの待ち時間を潰す場所としてはかなり優秀です。シャワーも仮眠もタダで使えるのですから、文句のつけようがありません。
問題はそれ以降。午後6時を過ぎると「宿泊料金から3,400円引き」という扱いに変わります。一見おトクに聞こえますが、元の宿泊料金が日によって、そして何日前に予約するかによってかなり違うので、結局いくら払うことになるのかが読めません。ここが一番の減点ポイントでした。ラウンジ感覚で「とりあえず寄ってみるか」とはなりにくいのが正直なところです。
ちなみに午後6時以降でもシャワーだけは使えます。今回はまさにこのパターンで、シャワーのみの利用にしました。時間が合わなかったときの逃げ道が用意されているのはありがたいところです。
シャワー:清潔で、これだけでも十分ありがたい
シャワールームは個室が並んでいて、床の矢印に従って進むだけ。番号が振られたドアが並ぶだけの素っ気ない造りですが、そのぶん動線に迷いません。

中は脱衣スペースとシャワーブースがガラスで仕切られた造りで、想像していたよりずっと広く感じました。荷物や服を置く棚もきちんと用意されているので、狭さでイライラすることはありません。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープは備え付けのボトル。タオルはフロントで借りられるので、手ぶらで行っても困りません。水圧も温度も申し分なく、長いフライトの前後に一度流せるだけで体の軽さがまるで違います。

洗面台も横一列にずらりと並んでいて、順番待ちになるような混み方はしていませんでした。掃除も行き届いていて、髪の毛が落ちているようなこともなし。空港の施設としてはかなり水準が高いと思います。

カプセル:泊まってはいないが、見た限りは清潔
今回は仮眠なしだったので、カプセルは外から眺めただけです。それでも印象は良く、暗い通路に卵型のポッドが並び、内側だけが暖色の照明でぼんやり光っている光景はちょっと近未来的でした。

中はマットレスと枕、掛け布団がきちんとセットされていて、シーツのよれもありません。入口はロールスクリーンを下ろせるのでプライバシーもそれなりに保てそうです。コンセントはありますがUSBポートはないので、充電器は自分で持っていく必要があります。

ここで5時間しっかり眠れるのなら、評価はもう少し上がるはずです。カプセルを使う機会があれば、あらためて書き足したいところ。
設備・ドリンク:タオルは借りられるが、飲み物はない
ロッカーは機内持ち込みサイズのスーツケースなら入る大きさ。それより大きい荷物は、空港の手荷物一時預かり所に置いてくることになります。数もかなり用意されているので、空きがなくて困るという場面はなさそうです。

タオルはフロントで貸してもらえます。館内にはフライト情報のモニターも出ていて、時間を気にしながら休めるのは空港内施設ならでは。この点は素直に便利だと感じました。

トイレや水回りも館内と同じトーンでまとめられていて、全体的に清潔感があります。設備面で不満を感じる場面はほとんどありませんでした。

ただし、ラウンジのようなドリンクコーナーは一切ありません。コーヒーもソフトドリンクも置いていないので、喉が渇いたら空港の自販機や売店に出るしかない。ここを「ラウンジ」だと思って入ると、その落差に驚くはずです。あくまでカプセルホテル、と考えておくのが正解でしょう。
まとめ
ナインアワーズ成田空港は、施設そのものは本当に清潔で、シャワーを浴びるだけでも十分価値があります。カプセルも外から見た限りきれいで、午後6時までに入れるなら「無料で5時間仮眠できる場所」としてかなり優秀でしょう。
ただ、午後6時を過ぎると3,400円引きという扱いに変わり、しかも元の料金が読めない。ドリンクもない。この使い勝手の悪さで、総合評価は3.0としました。時間帯が合えば強い、合わなければシャワーだけ割り切って使う——そういう施設だと思います。カプセルで一晩過ごす機会があれば、この評価も変わるかもしれません。
なお、営業時間や受付の締切時刻は変更されることがよくあります。出発前に必ずプライオリティパス公式ページで最新の情報を確認してから向かってください。

