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結論から書きます。セントレアは、日本でいちばんプライオリティパスが活きる空港です。
温泉に入って、湯上がりのビールで冷麺と石焼ビビンバ。落ち着いたらお好み焼きか、B787を眺めながらクラフトビール。これを1回のフライトの待ち時間で全部やれる空港は、私が回ってきた中で他にありません。しかも主役級の施設が、保安検査の手前に固まっています。
この記事では、セントレアでプライオリティパスが使える全7施設と、ゴールドカードで入れるラウンジをまとめました。各施設は実際に行って、いつもの4軸(食事/リラックス度/時間価値/総合)で採点しています。営業時間やメニューは変わるので、そこは各施設の公式ページで確認してください。そのほうが確実です。
なぜセントレアが「聖地」なのか
- 温泉に入れる。プライオリティパスで風呂に入れる空港は世界的にも珍しい
- 主要3施設が保安検査前にある。しかも風の湯とぼてぢゅうは同じ4階スカイタウンのはす向かい。移動ゼロでハシゴできる
- 1施設あたり3,400円分。2施設回れば6,800円分。年会費の元は数回で取れる
セントレアでプライオリティパスが使える施設【全7施設】
総合評価の高い順。国際線エリアの4施設は利用済みですが、きちんと写真を残せておらず採点を保留しています。撮り直したら順次追加します。
| 施設 | 場所 | エリア | 使えるもの | 総合 | レビュー |
|---|---|---|---|---|---|
| くつろぎ処(風の湯/お食事処 えびす) | 第1ターミナル 4F スカイタウン | 保安検査前 | PP | 4.5 | レビュー |
| THE PIKE BREWING | FLIGHT OF DREAMS 3F(第2ターミナル隣) | 保安検査前 | PP | 4.1 | レビュー |
| ぼてぢゅう | 第1ターミナル 4F スカイタウン 提灯横丁 | 保安検査前 | PP | 3.9 | レビュー |
| 海膳空膳 | 第1ターミナル 国際線エリア | 保安検査後(国際線) | PP | 採点準備中 | — |
| Plaza Premium Lounge | 第1ターミナル 国際線エリア | 保安検査後(国際線) | PP | 採点準備中 | — |
| The Coral Finest Business Class Lounge 楓 | 第1ターミナル 国際線エリア | 保安検査後(国際線) | PP | 採点準備中 | — |
| KAL Lounge | 第1ターミナル 国際線エリア | 保安検査後(大韓航空の運航時間帯のみ) | PP | 採点準備中 | — |
| プレミアムラウンジ セントレア | 第1ターミナル 3F 出発ロビー | 保安検査前 | ゴールドカード | 3.5 | レビュー |
| 第2プレミアムラウンジ セントレア | 第1ターミナル 3F 出発ロビー | 保安検査前 | ゴールドカード | 3.6 | レビュー |
| 共用ラウンジ | 国内線エリア 8番ゲート付近 | 保安検査後(国内線) | JGC/ANA上級会員 | 2.8 | レビュー |
ここが重要:プライオリティパスで使える施設は、国内線の保安検査後にはひとつもありません。だから国内線なら「ランドサイドで粘って、そのまま保安検査を抜けて搭乗」が正解です。
一方、国際線は出国後にラウンジが4つあります。ランドサイドで風の湯と食事を済ませてから、出国後はラウンジでゆっくり。この二段構えができるのが国際線の強みです。この違いが回り方を決めます。
私の回り方【3パターン】
どのパターンも起点は風の湯です。ここは外しません。
| パターン | こんなとき | 回り方 | 目安 |
|---|---|---|---|
| ① 王道(国際線) | 国際線で時間に余裕がある | 風の湯(入浴+冷麺&石焼ビビンバ)→ ぼてぢゅう(店内)→ 保安検査・出国 → 国際線エリアのラウンジでゆっくり | 3〜4時間 |
| ② 満喫(国内線・機内食なし) | この後の機内食がない | 風の湯 → PIKE BREWING(店内)→ ぼてぢゅうはテイクアウトして機内へ → 保安検査 → そのまま搭乗 | 3時間 |
| ③ 省エネ(時間が短い) | 機内食が出る/第2ターミナルまで歩くのが億劫 | 風の湯 → ぼてぢゅう(店内)→ 保安検査 → そのまま搭乗 | 2〜2.5時間 |
私はいつも2施設です。3施設まわれる胃袋の持ち主はぜひやってみてください。ただし風の湯のセットだけで結構な量があるので、続けて2軒目に入るなら少し時間を置いたほうがいいです。
PIKE BREWINGは第2ターミナル隣の「FLIGHT OF DREAMS」にあるので、第1ターミナルからは移動が必要です。余裕があるときは行く価値が十分ありますが、時間が読めないときは無理をせずぼてぢゅうで完結させるのが安全です。
施設別:どこに行くべきか
くつろぎ処(風の湯)|総合 4.5
セントレアが聖地たるゆえん。プライオリティパスで温泉に入れて、そのうえ食事とビールまで付いてきます。食事はAコース(石焼ビビンバ&冷麺)とBコース(海老フライ付き味噌煮込みうどん)から選べます。両方食べましたが、私はほぼ毎回Aコース。風呂上がりにビールと冷麺、これがどうしても勝ちます。
場所は第1ターミナル4階のスカイタウン、保安検査を通る前です。ぼてぢゅうのはす向かいなので、風呂上がりにそのまま2軒目へ流れられます。迷ったらここだけでも行ってください。

THE PIKE BREWING|総合 4.1
目の前に本物のB787が置いてある店で、シアトル発のクラフトビールとアメリカ料理。この絵はここでしか撮れません。機内食が出ないフライトのときは、ここでしっかり食べておくのが正解です。
注意点がひとつ。テイクアウトはできません。持ち帰りたいならぼてぢゅうのほうです。

ぼてぢゅう|総合 3.9
第1ターミナル4階の提灯横丁。お好み焼き・焼きそば・モダン焼きから選べて、テイクアウトにも対応しています。これが効きます。機内で食べるものを確保しておけるので、機内食のないフライトでは「PIKEで食べて、ぼてぢゅうは持ち帰り」という合わせ技が組めます。
店内で食べる場合はセットメニュー+ドリンク1杯。空港のお好み焼きと侮っていましたが、普通に美味しいです。
総合3.9に留めているのは店内の環境です。スペースが狭めで、混むとどうしてもゴミゴミして落ち着きません。味と満足度は十分なので、ゆっくりしたいなら風の湯で座って、ここは短時間で切り上げるか持ち帰りにするのが賢い使い方だと思っています。

国際線エリアの4施設|採点準備中
保安検査を抜けた先には、海膳空膳(食事)、Plaza Premium Lounge、The Coral Finest Business Class Lounge 楓、KAL Lounge の4つがあります。
4つとも使っています。ただ、写真をきちんと残せていないので採点は保留にしています。撮り直したら個別に記事にします。
先に書いておくと、この4施設はランドサイドの3施設と競合しません。役割が違います。風の湯やぼてぢゅうは「そこに行くこと自体が目的になる場所」で、国際線エリアのラウンジは「出国を済ませて、あとは乗るだけの状態でゆっくりする場所」です。順番で組み合わせるものであって、どちらかを選ぶものではありません。
なので国際線のときは、ランドサイドで風の湯+1軒を済ませてから保安検査へ。出国後はラウンジで搭乗まで落ち着いて過ごす。これが一番気持ちよく使えます。荷物を預けて出国も終わっているので、ここからは完全に手ぶらの時間です。
ゴールドカードで入れるラウンジもある
プライオリティパスを持っていなくても、第1ターミナル3階の出発ロビーにはプレミアムラウンジ セントレア(3.5)と第2プレミアムラウンジ セントレア(3.6)があります。点数は第2のほうが上。理由は単純で、第1より空いているからです。COSTAのコーヒーが飲み放題なのもこちら。
ただし正直に書くと、風の湯を知ってしまうとカードラウンジで満足するのは難しいです。セントレアを定期的に使うなら、プライオリティパスが付くカードに切り替える価値は十分あります。

使う前に知っておきたい3つの注意点
- 搭乗券は「出発3時間前以内」のものが必要。早く着きすぎると入れません。逆算して動いてください
- カードによっては使えない施設がある。下で詳しく書きます。ここが一番の落とし穴です
- 営業時間・メニューは変わります。行く前に各施設の公式ページで確認するのが確実です
落とし穴:プライオリティパスなら何でも使える、ではありません。楽天カードのプライオリティパスは2025年1月からレストラン特典が対象外になり、風の湯・ぼてぢゅう・PIKE・海膳空膳といったセントレアの主役級がまるごと使えなくなりました。年間5回の回数制限も付いています。PIKE BREWINGはアメックス発行のプライオリティパスも対象外です。
セントレアを目当てにカードを選ぶなら、レストラン特典が使えるプライオリティパスかどうかを必ず確認してください。条件は改定が続いているので、最新は発行元の公式ページで。
なお、楽天プレミアムカードそのものが悪いわけではありません。国内旅行が中心で、年に1〜2回だけ近場の海外に行くという人には、いまでも良いカードです。ただしセントレアの風の湯・ぼてぢゅう・PIKE目当てなら、このカードでは入れません。向き・不向きはおすすめゴールドカード完全ガイドで詳しく書いています。
私はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのプライオリティパスで、この記事の施設をひと通り使っています。セントレアだけでも1回の旅で6,800円分。年会費はとっくに回収できています。
まとめ
- 迷ったらくつろぎ処(風の湯)。ここだけで元が取れる
- 機内食がないならPIKE+ぼてぢゅうテイクアウト。時間がなければぼてぢゅう店内で完結
- 国内線は保安検査後にPP施設がないので、ランドサイドで粘ってそのまま搭乗
- 国際線はランドサイドで食べてから、出国後にラウンジでゆっくりの二段構えが正解
セントレアを年に数回使うなら、プライオリティパスの有無で空港での時間がまったく別物になります。レストラン特典まで使えるカードだけを比較しました。
この空港の個別レビュー
- 中部国際:くつろぎ処 風の湯(4.5)
- 中部国際:THE PIKE BREWING(4.1)
- 中部国際:ぼてぢゅう(3.9)
- 中部国際:第2プレミアムラウンジ セントレア(3.6)
- 中部国際:プレミアムラウンジ セントレア(3.5)
- 中部国際:共用ラウンジ(2.8)
